4R-05
HOG特徴量を用いた歩容認識に関する研究
○小田達也(徳島大)
現在,セキュリティのための個人認証技術として生体認証の研究が盛んにおこなわれており,人が歩いている状態からConvolutional Neural Network(CNN)を使用して認識を行う歩容認識も生体認証の一つである.背景差分を用いたGait Energy Image(GEI)を作成することが困難であった.本稿ではHOG特徴を用いることで歩容認識を行う際に人物部分の明度を明るくすることでGEI作成を行った.明るい場所で歩行している人物の歩容認識と暗い場所で歩行している人物の歩容認識の比較実験を行い,本手法の有効性を確認した.