情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4Q-01
オートエンコーダーの混合モデルを用いた魚群追跡
○芝山高翔(兵庫県大),新里高行(筑波大),波部 斉(近畿大),川嶋宏彰(兵庫県大)
生物の複数個体追跡において,個体の識別番号 (ID) の入れ替わりがしばしば発生する.これは複数個体が重なることでの検出エラーが主な原因である.
個体追跡結果を基に生物の行動分析を行う場合,IDの入れ替わりはノイズになるため望ましくない.
本研究では水槽内の魚群の追跡を行うにあたり,個体の見た目の類似性が非常に高いという問題設定の下で追跡精度を向上させるために,各々が単一個体を生成できるようなオートエンコーダーの混合モデルを用いて,重なった個体を分離する手法を提案する.