情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4J-02
果実の近赤外波長域における反射光の特性を用いたウェアラブルな糖度計開発
○小出 佑(豊橋技科大),芦田和毅(長野高専),金澤 靖(豊橋技科大)
果実に対する知識が無くても収穫の判別ができるようになることで,未経験者であっても収穫時に最適な判別を行うことができる.これにより,収穫期の人手不足解消と効率的な収穫を実現する.
そのために本研究では,収穫の判別を行う内の一部機能である糖度の推定を行うデバイスを開発する.
果実に光を照射した際,近赤外波長域での反射光は糖度が高いほど減少するという特性がある.この特性を用いて,近赤外波長の光を発するLEDと,反射光に応じて電流量が変化するフォトダイオードより糖度計を開発した.