4H-06
ICT活用型教育方法の実践モデル -携帯端末による食育支援アプリケーションによる取り組み-
○向坂幸雄(中村学園大短大),寺尾明日実,中桐斉之(兵庫県大)
教育現場におけるICT機器の物理的導入が急速に進展し、各教員にはそれらの機器を活用した教育方法の具体的な実践が求められる時代になっている。PCとは異なり携帯型端末は小学生や幼児にも操作が容易であり、教師の指導の下で適正なコンテンツを活用することは、学習者個人の意欲を促進し学びの機会を広げ、従来型の一斉学習とは異なる効果が期待される。本稿では、携帯型端末用学習ツールとして、「たべもの図鑑」アプリケーションを開発し、自ら学びを深めることを見込んだ、食への興味関心を高めるツールによる学習支援を目指す。