情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4H-04
計算問題のための偽選択肢生成方式
○小島一秀(阪大),神田将吾(奈良先端大)
近年,eラーニングは急速に普及しつつある.eラーニングには問題集も含まれているが,採点しやすさなどのために選択問題が多く採用されており,計算問題においても選択問題が採用される場合が多い.選択問題を作成するためには,問題文と正解だけでなく,誤りの選択肢である偽選択肢をうまく作成する必要がある.しかしながら,数値を計算する問題においては,正解として数値しか考えられないため,偽選択肢の作成は困難である.そこで本研究では,計算問題の中でも,技術的な理解の上で数値計算を行う技術的な計算問題において,誤って選択されやすい偽選択肢を生成する方式を提案する.