情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

4G-02
データ視覚化を題材としたプログラミング教材と授業実践 -ジェンダーインクルーシブな教材の提案-
○有賀妙子(同志社女子大),吉田智子(京都ノートルダム女子大),真下武久(成安造形大)
プログラミング教育では、数学や工学など、社会での従事者や学習者の多くが男子である分野の題材が取り上げられることが多い。それから生じる可能性のあるプログラミング学習におけるジェンダー不均衡を避けるべく、ジェンダーインクルーシブを意識したプログラミング教材開発を目指している。多様な分野の学びをする学生が興味を持てるよう、データの視覚化を題材としたプログラミング教育教材を開発し、それを使った授業を実践した。学生自身が関心のあるデータを「動く、応答する」インフォグラフィックとして表現することを通して、プログラミングを学ぶ。教材の概要と実践結果を報告する。