2ZM-07
ロコモティブシンドロームの認知度向上による健康増進効果の予測
○桑村 新,眞坂美江子(帝京大)
本研究は、ロコモティブシンドロームの認知度向上による健康増進効果を予測するものである。我が国では、健康寿命を如何に延ばしていくかが課題となっている。厚生労働省は健康日本21を掲げ、その中にロコモティブシンドロームの認知度向上を挙げているが、令和2年時点で認知率は43.8%に留まっている。そこで本研究は、被験者にロコモティブシンドロームの動画を視聴いただき、動画視聴前後の健康意識をアンケート調査した。Health Action Process Approachに基づき分析を行った結果、ロコモティブシンドロームの動画を視聴することにより、日常的に運動をしていない被験者のうち行動意図が71%,計画意図は,運動強度の違いにより24~68%形成されることが分かった。