2ZK-02
動きに着目した漫才分類手法の提案
○諸山優衣,北村泰彦(関西学院大)
漫才にはしゃべくり、コント型、歌・リズム型がある。しゃべくりはその場からあまり動かず、コント型は舞台を広く使い、歌・リズム型は手拍子などでリズムをとる。動画検索サイトでは漫才名や漫才師名からネタを検索できるが、種類検索はできない。漫才の種類検索を可能にするために、動画から自動的に漫才を分類する手法を提案する。従来、対話内容から漫才を分類していたが、各漫才には手がよく動くものや2人の距離が離れるものがあることから、本研究では動きに着目する。動画からOpenPoseを利用して漫才師の骨格座標を取得し、2人の平均距離、間隔変化量、手の平均速度、周期的な動きの出現頻度を求め、SVMを用いて漫才を分類する。