2ZH-07
北海道沿岸海域における藻場と海底地形の3D可視化に関する検討
○工藤太一,鈴木元樹,塩谷浩之(室蘭工大)
海藻が繁茂する沿岸海域の藻場は魚類の産卵場,ウニ類等への餌料提供,稚魚の育成場としての役割があるが,近年,磯焼け等を原因とした藻場の衰退が課題となっている.海産資源を持続的に管理するためにICTを活用した調査データの蓄積や衰退要因の把握が必要となっている.そこで,本発表では沿岸海域の海底地形や気候と藻場を仮想空間に可視化するシステム通して,藻場の分布と地形特徴の関連性を分析した取り組みについて報告する.