情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

2ZF-06
前腕部に装着する円筒形タッチインタフェース
○田村 隼,高橋 伸(筑波大)
導電性を持った布や糸を使用して布をタッチインタフェース化し,様々な生活用品にタッチインタラクションを付与する研究が行われている.
本研究では布製タッチインタフェースをアームカバーのように前腕部に装着して使うことを考え,その際に腕を軸として円筒形のタッチ面が形成されることに着目した.
そこで,このような円筒形タッチインタフェースの特徴を活かした新たなタッチインタラクション手法を設計した.
円筒形であることにはいくつかの利点があり,例えば側面が1周で繋がっていることから,そこを回るような長い移動ジェスチャを実装することができる.