2X-06
筋力トレーニングにおける往復運動の崩れ認識
○斉藤海都,中島克人(電機大)
筋力トレーニングを正しい動作で行う事は,トレーニングの効果向上のみならず,怪我の防止にとっても重要である.そこで,スマホ等の身近なカメラだけを用いてトレーニング中の本人に正しい動作かどうかを確認できるシステムの開発を行っている.筋力トレーニングの多くは一定幅かつ一定周期の往復運動であり,トレーニング序盤は正確に往復運動を行うことができるが,回数を重ねると動作の幅,周期ともに崩れやすい傾向にある.
そこで今回我々は,単眼カメラを用いた人の姿勢推定技術を用いて,往復運動の動作幅や周期の推定を行い,回数を重ねた場合に発生するそれらの崩れを認識して警告する手法を提案し,その評価を行った.