2X-03
自由形状変形を利用した天体画像のスタッキングアルゴリズム
○松尾直幸,北 直樹,斎藤隆文(農工大)
本研究では,赤道儀を使わず固定視野で撮影した複数枚の天体画像を合成し,低ノイズで暗い星まで明瞭に見える画像を生成することを目的とする.同じ場所で時間をずらして撮影した複数枚合成するが,そのまま合成すると日周運動の影響で天体の場所がずれてしまう.そこで自由形状変形により画像を変形することで天体の位置合わせを行う.本研究により,空が明るい場所でも安価な機材で気軽に天体画像を撮影できるようになる.