情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

2K-03
人口と商業メッシュ統計データを用いた小売店舗の立地分類
○JUNI YOON,佐藤彰洋(横浜市大)
出店計画問題はメッシュ統計が利用される典型的な問題の一つである。店舗の売上においてその店舗の立地が占める影響は非常に大きい。本研究では、国勢調査人口と商業統計のメッシュ統計データを用いて人口と小売業の関係性を調べることにより、店舗を新規で提案する場合の立地選定の基準について検討する。分析手法は昼間人口、小売店舗数、小売業の販売額の3つの量的データを3次元空間上の点として配置した場合のクラスタリングの問題を取り扱う。特に各量的データの中央値を基準として、中央値より上位か、下位かの2値分類を3次元で組み合わせることにより8の離散分類ラベルに配置することでクラスタリングを行う。