情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

2J-05
仮想空間上で回路作成・シミュレーション・基板設計を行えるシステムの研究
○森下友裕(電機大)
私は仮想空間上で回路作成・シミュレーション・基盤設計を行えるシステムの研究を行なっている。3Dオブジェクトの回路素子を用いて仮想空間上のブレッドボードに指すと、アルゴリズムによって回路図データが自動で作成されるシステムを作成した。その回路図データによって作られる回路図はLTspiceを埋め込むことで回路図ないし、実行することによる波形の確認を行えるシステムとなっています。このシステムでは抵抗値の設定やLTspiceの実行、回路と回路図と波形を同時に確認可能など現実世界に必要な全ての要素が一つの仮想空間で行えるものとなっています。今後はAIを研究に取り入れることによって、AI学習サポート機能の実装なども考えています。