情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

2F-07
地域住民による子ども見守り活動分析管理システムの構築
○井上一宇,山本佳世子(電通大)
近年、日本において子どもが被害者となる犯罪の発生状況は横ばいで推移しており、地域住民による子どもの見守り活動が対策として重要である。
地域住民の高齢化等による見守り活動の手不足が深刻化する中、日本政府が策定した「登下校防犯プラン」によると、地域住民が日常生活の中で行う「ながら見守り活動」の推進や、地域住民の見守り活動を危険個所に対して優先的に行うこと等、地域住民による見守り活動のさらなる効率化・活性化が求められている。
そこで本研究では、地域住民による日常的な見守り活動を分析管理することで、地域内に存在する見守り活動の不足しているエリアを発見し軽減することに貢献するシステムを設計・開発した。