情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

2E-07
購買予測モデルの精度向上-タッチ操作ログと購入意向の影響について-
○尾城奈緒子,アディラ アフィカ(インテージ),徳永大空,中村優吾,荒川 豊(九大)
マーケティングにおいて購入意向はよく利用される指標であるが、実購買と差があることが課題となっている。本研究では既存手法である購入意向などのアンケート回答にアンケート回答時のタッチ操作ログや迷い度を特徴量として加えることで実購買の予測精度が向上するか検証する。コンビニに週1回以上行く人を対象にアンケート調査を2回実施し、事前調査では購入意向を、事後調査では実購買の有無を聴取した。アンケート回答のUIにスライダーを用いることで回答時間やスライダーを動かす速度などを収集した。収集したデータから購買予測モデルを作成したところ、既存手法と比較しタッチ操作ログや迷い度を加えることで予測精度が向上した。