2D-01
公理的立場からの生物、および生きている状態の定義について
○金塚雅己(無所属)
生物の情報論的な意味での公理的定義を行う。そのうえで、生物に対して定義される"生きている状態"について触れる。生物を定義する3つの公理系と生きている状態を定義する1つの公理系、合計4つの公理系によって記述される理論体系を「数理記号論」と呼び、数理記号論により情報的なアプローチで生物の持つ高次情報処理メカニズムを解析することを目標とする。