情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

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山間で多地点連動型獣害対策デバイスMORIoTの研究開発と運用
○幸道裕記,安彦智史(仁愛大),仲倉利浩(イーエックスメディア),小笠原わみ(HirameQ),大柳広夢(仁愛大)
近年,鳥獣被害が深刻化している.以前の獣害対策では,柵の破損や広範囲で持続的に守れない課題があった.そこで,私たちは,課題点を解決する獣害対策機器MORIoTの開発・実証実験を行った.MORIoTは,Wi-SUN FANを活用したネットワーク連携型のモジュールで,様々なデバイスと接続する事が可能である.また,操作はLINEで行うことができ,自宅から操作することも可能である.自然エネルギーを使うことで持続的な運用が可能である.実証結果として,悪条件下でも,メッシュネットによる補完により稼働することを確認した.