情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

1ZC-01
茶畑における複数の防霜ファンの異常検知
○小谷将太郎(鈴鹿高専)
茶畑では霜害の対策として防霜ファンを用いる。防霜ファンは、上空数mの暖かい空気を地表に吹き降ろすことで霜害を防ぐ。しかし、防霜ファンは老朽化などが原因で、正常に動作しない場合がある。そのため、茶畑に出向いて動作を確認しており、その労力が問題となっている。そこで、本研究では防霜ファンの動作状況を監視し、異常を通知するシステムを開発する。先行研究では防霜ファン1つに交流電流センサを取り付けることで動作状況を監視していたが、本研究では複数のファンを制御する制御盤に取り付け、データ処理により複数のファンの異常検知を行うことで、設置コストの低下を図る。また、LINEを用いて異常を即座に通知する。