情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

1ZA-06
異種無線LAN構成におけるバックボーン遅延利用Rogue AP検出の追跡調査
○熊谷僚太,嶋田 創(名大)
無線LANのセキュリティ上の脅威として,アクセスポイント(AP)と同一のSSIDを持つ偽AP(Rogue AP)を設置し,誤ってRogue APに接続した利用者に攻撃を仕掛けるものがある.2019年のバックボーン遅延をもとにRogue APを識別する研究では,名古屋大学内の無線LAN等を利用したSSID間のバックボーン遅延の差の測定による評価をもとに,Rogue APを識別可能であることを確認した.前回の実験後に大規模な設備更新が行われた同学内無線LANに対し同様の手段を用いてRogue APを識別可能か検証した.