情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

1Y-04
ROS準拠ロボット及びエッジを用いた環境情報収集・ストリーム処理を行うIoTシステムの構築
○佐々木怜名(お茶の水女子大),竹房あつ子(NII),中田秀基(産総研),小口正人(お茶の水女子大)
スマートホームでは,IoT機器に装備されたセンサによって収集したデータを,お年寄りやペットの見守り,コロナ禍における室内環境監視などを目的とした様々なサービスに活用している.個々の家庭のデータをクラウドに収集するIoTシステムを構築するには,通信遅延の低減,転送データ量の削減,プライバシの保護への対策も必要となる.
本研究では,ROS(Robot Operating System)で実装された車輪型移動ロボットを用いて室内環境情報を収集し,エッジサーバを介してクラウド上での解析処理を行う,スマートホームのためのIoTシステムを構築し,室内二酸化炭素濃度監視アプリケーションを試作した.