1V-04
レビューの数値評価に着目した評価情報極性推定
○酒井柊輔,宍戸伶雅,鈴木信太郎,延澤志保(東京都市大)
テキストデータの評判分析では,印象極性辞書が使われる.データ調査から,レビュー中の接続詞などの接続表現の後方部分とレビューに付与されている数値評価に関係性があること,レビューに付与されている数値評価が1以上3以下の時にはネガティブ,数値評価が5の時にはポジティブと仮定できることが分かった.データ調査結果基づき,レビュー中の接続表現の後方部分と数値評価の関係に着目する印象極性判定手法を提案した.提案手法を行なった結果,数値評価が1,2の時にはネガティブと推定された回数が多くなり,数値評価が5の時にはポジティブと推定された回数が多くなったことから,数値評価が1,2,5の時に仮定通りの極性推定を行うことができた.