1V-02
ユーザ属性ごとのSNSの投稿情報を用いた注目分野の推定に関する研究
○中村太一,中原匡哉(大阪電通大),坂本一磨(小松大)
スマートフォンの普及に伴い,SNSを利用する個人や団体は増加し続けている.これらの投稿情報には消費者の本音が含まれていることが多いため,消費者が求める市場やニーズが今どこにあるのかを分析するマーケティングでの活用が期待されている.既存手法では,SNSの投稿内容から頻出する語句を集計し,その推移を可視化する手法が提案されている.しかし, ユーザ属性が考慮されていないため,あらゆるユーザが注目するキーワードは把握できても,どのような ユーザがどの分野に注目しているのかといった市場やニーズの発掘は困難である.そこで,本研究ではユーザ属性ごとの投稿内容から注目分野を分析する手法を提案する.