1S-08
手描き見取図からの3次元図形及び展開図自動生成
○大田海生,植田涼介,村木祐太(阪工大)
小学校における算数の授業では,角柱や円柱などといった立体物の見取図と展開図を描けることが求められる.しかし,教科書に描かれている立体物の図だけでは,空間的に理解することが難しい.一方,学校教育ではタブレット端末やコンピュータを用いたICT教育が普及しており,立体物を映像で様々な視点から見ることができる.しかし,映像では用意された立体物しか見ることができない問題がある.そこで本研究では,紙に手で描いた見取図を入力することで,自動的に3次元図形及び展開図を生成する手法を提案する.任意の見取図を入力とするため,辺の長さや頂点の位置を変えることができ,自由度の高い立体物の形状及び展開図を確認できる.