1S-07
ステレオカメラを用いた挙手の自動カウントシステム
○八藤丸栞,花泉 弘(法大)
小学校における教育では授業そのものが重要であるだけでなく、
テストの点数のみでは測れない児童の参加意欲を把握することが重要である。
本研究では参加意欲を計測する手段として挙手の回数に注目し、これを児童の個人情報を保護しつつ、精度よく検出・記録するためのシステムを提案する。
教室後方に設置したステレオカメラを用いて得られる深度情報から児童の着席位置と挙手の有無を判断する。その際児童は着席していても上半身を動かしているのでフレーム間差分を用いて位置を特定している。同様にフレーム間差分を用いることで挙手検出の精度も向上させている。