情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

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野球の勝率を上げる手法
○森本翔真,中桐斉之(兵庫県大)
野球・ベースボールは、試合の采配や出場できる選手は監督によって決定される。近年、野球においても情報化が進み、日本でもセイバーメトリクスという分析手法が広まりつつある。日本における野球の打順は1番目に俊足な打者をおき、4番目に長打力のある打者をおくというものが主流であるが、世界においてはそうではなく、様々な打順が存在する。そこで、勝利確率を上昇させることを目的に、シミュレーションを用いて勝利確率が高い打順を解析することとした。こういった打順の研究においては、自チームの選手のみを考慮した最適な打順を解析したものがあるが、これは、自チームの走力や相手チームの能力を考慮していなかった。そこで、本研究では、これらを考慮し勝利確率が高い打順を解析する。