情報処理学会第85回全国大会 会期:2023年3月2日~4日 会場:電気通信大学

1D-01
飛行計画と地上センサを用いた飛行体識別アルゴリズム
○待井君吉,板東幹雄,スワラン ラトル(日立)
近年、垂直離発着可能なエアモビリティであるVTOL(Vertical Take-Off and Landing)に注目が集まっている。高密度運航を見据えた安全かつ効率的な飛行・離着陸を実現するためには、管理対象となる飛行体の識別が課題となる。その解決手段として、地上センサで検知された飛行体の検知位置と飛行計画位置との整合性に基づいて飛行体を識別するアルゴリズムを提案する。本報告では、飛行体総当りで求めた両者の距離にベイズ統計を適用して飛行体一致確率を求め、ハンガリアン法で最適値を求めるアルゴリズムについて示す。