情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日 情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日

7ZH-01
ゴールベースシナリオ理論に基づいた無線LANのセキュリティリスク学習システムの開発
○塩田晃平,谷口義明,井口信和(近畿大)
携帯端末の普及により,公衆無線LANを利用する機会が増加している.その反面,公衆無線LANを何も考えずに利用した場合,通信内容の盗聴や改ざんといったセキュリティリスクが存在する.他方,無線LAN利用者のセキュリティ意識を調査した結果によると,無線LANの暗号化規格すら知らない等,利用者のセキュリティ意識は高くない.そこで本稿では,無線LAN利用者のセキュリティ意識向上を目的に,ゴールベースシナリオ(GBS)理論に基づいた無線LANセキュリティリスク学習システムを開発する.本システムにより,無線LAN利用者のセキュリティ意識向上と利用時の知識不足を改善することが期待できる.