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木立性のバラの樹形のプロシージャルモデリング
樹木のプロシージャルモデリングを目的とする従来技術の多くは、自然な状態で成長する樹形を主な対象としている。しかし、庭園などで栽培するバラは人の手入れによって樹形を制御され、複数の品種が植えられることが一般的である。そこで我々は、庭園などにおける自立するバラを題材として、剪定や花がら摘みなどの樹木の生育過程における人為的な樹形操作と、品種による成長の違いを考慮したバラの樹形のプロシージャルモデリング生成法を提案する。その結果、バラの樹形や剪定についての知識の有無を問わず、感覚的な操作によって多彩な樹形を表現できるシステムの開発を目指している。