インターネットを利用して誰でも情報発信が可能なソーシャルメディアでは情報拡散のスピードは速い。この特徴により、デマやフェイクニュースなどの誤情報の拡散が問題となっている。本論文ではTwitterにおける情報拡散を、従来研究のSIRモデルとは異なるSEIRモデルを用いたモデル化を行う。これにより、従来研究と比べて現実的なシミュレーション結果を得ることができる。このシミュレーション結果を収集した実データと比較し、SEIRモデルを用いた誤情報拡散モデルの妥当性を示す。