情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日 情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日

7W-06
人物姿勢と注視対象配置制約を利用した後ろ向き人物の注視領域推定
○弓矢隼大,出口大輔(名大),川西康友(理研),村瀬 洋(名大)
本研究では後ろ向き人物の注視領域を推定する手法を提案する.人物の注視領域を推定する手法と して,カメラで人物を撮影し,顔領域を取得して分析する手法が存在するが,顔領域の取得できない後ろ 向き人物の場合には困難である.そこで,後ろ向き人物から取得可能な情報である 3 次元骨格座標を用い て注視領域を推定する.また、人物が棚上の物体を注視している様子を撮影し、人物の 3 次元骨格座標を 撮影することで姿勢情報と注視対象を紐付けたデータセットを作成し、提案手法の評価を行なった.