疲労は，万人にとって非常に身近な問題であり，ストレス過多の現代社会に生きる私たちの中で慢性疲労に悩んでいるヒトが40%近くを占めるにもかかわらず，科学的・医学的研究はこれまで断片的であり、ストレスの過重蓄積によって陥る状態を疲労と定義している。本研究では、CNNなどの技術を利用し、カメラで撮影した顔、舌の画像から、ユーザーがストレスかどうかを推定するシステムを構築し、性能を検証する。対象とするストレスは、身体的ストレス、社会的ストレス、心理的ストレス、環境的ストレスの4つである。