7G-01
オンデマンド授業におけるLMS履歴を利用した学習行動分析
2020年度に発生した新型コロナウイルス感染症を起因として、全国の教育施設は遠隔形式の授業を強いられることになった。千葉商科大学(以下、本学)では、導入済みの大学業務システムパッケージGAKUEN/UNIPAのLMS機能(以下、LMS)とMicrosoft Teamsを利用して、当初から大きな支障もなくオンデマンド形式とリアルタイム形式を併用した遠隔授業を続けている。現在、オンデマンド形式による遠隔授業を「平時」でも実施すべきか本学で議論となっている。本研究では、本学LMSで実施しているオンデマンド形式授業における履修者の操作ログを取得し、それを元に学習行動を分析することにより、成績や学習活動のモチベーションなどへの影響要因について調査することを目的とする。