近年、様々なコンテンツとIoTデバイスの連携サービスが提供され、ユーザが利用環境をカスタマイズする例が増えている。放送サービスにおいても視聴者が各々で工夫してIoTデバイスと連携できると、アクセシビリティの高い視聴や新たな放送の楽しみ方が可能になると考える。しかし放送の信頼性の観点等から、視聴者が放送コンテンツを利用してサービス開発を行う環境は提供されてこなかった。
そこで、放送とIoTデバイスを安全に連携可能なハイコネ・ライブラリを、ビジュアルプログラミングツールで利用可能な形式にして実装することで、視聴者向けの開発環境を構築した。さらに、本環境で複数のアプリケーションをプログラミングし、正しく動作することを検証したので、紹介する。