小説という文化において、一方的な文化でなく、インタラクティブ化を図る文化を作りたいと考えた。分岐機能（パラレルワールドの執筆）や統合機能（良作の合作）を用いたオープンソース型小説サービス「BRANCH NOVELS」を開発し、このサービスがユーザーに与える影響を検証する。独自の機能を備えた小説サービスをユーザーに使用してもらい、ユーザーの行動を調査する。この小説サービスの実装結果・フィードバックをもとに、ユーザビリティの見直しや、小説の文化について変化があったのか、これから可能性はあるのかをまとめる。さらにこのサービスから今後のICTビジネスに生かせる新しくより良いビジネスのヒントとは何かを考える。