6ZJ-05
学籍情報に基づく複数の主体認証が利用可能な勤怠管理システムの開発とその試行
大阪教育大学ICT教育支援ルームにおいて,勤務者として従事する学生に対して現行運用している勤怠管理システムの煩雑さを解消するべく,組織から付与される学籍番号等の主体情報を用いて勤怠管理手続きを簡素化するシステム(以下,提案システムと記す)を開発した.提案システムを活用することで,個々の勤務者に配布された所有情報や組織から付与された知識情報を用いることで,勤務時における勤務者の客観的な勤怠管理を行うことが容易になる.本稿では,提案システムの詳細な設計とその試行結果について述べ,実際の勤務現場における利用可能性について示唆を与える.