複数グループに分かれて議論を行うグループディスカッションのような場において、異なるグループ間で議論情報のやり取りができる議論支援システムAIR-VASを開発している。AIR-VASは、議論を活性化するための刺激となる情報を、他のグループでの議論の分析から抽出し、提示できる。しかし、ユーザは単語を要素とするネットワーク構造に基づいて提示される情報を読み取らねばならず、利便性の低さが課題であった。そこで本稿では、システムのインタフェースにCGキャラクタを導入し、本キャラクタを介した情報提示を行うことで情報更新時にユーザの注意を引き、情報提示の効果を高める機構を提案する。