6ZB-08
VLEOとHAPSを用いた土砂災害時に適したセンサ情報送信手法の比較評価
山間部では無線通信を用いたセンシングの実現が難しいという現状があり,そしてそのセンシングで用いるセンサ端末のバッテリの充電が難しい点も土砂災害センシングにおける現状の課題となっている.この問題を解決するために,VLEO超低軌道衛星と,HAPS高高度疑似衛星を用いたネットワークを利用し,土砂災害時に適したセンサ情報送信手法を比較評価することを目的としている.まず端末-衛星間でVLEOとHAPSのどちらかを使用した2種類の送信手法と,どちらも使用した1種類の送信手法をシミュレーション上で実装し,シミュレーション結果を比較して評価する.