情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日 情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日

6L-05
属性付きゴール指向要求分析法における属性値の視覚化によるコンフリクト解決の支援
○神崎匠吾,奥野 拓(はこだて未来大)
システム開発において,異なる知識分野のステークホルダが共通認識を形成するためには,要求定義の段階で認識の対立(コンフリクト)を発見,解決する必要がある.コンフリクトの発見を支援する手法として,属性付きゴール指向要求分析がある.しかし、この手法に習熟していない場合,属性値から得られる情報をコンフリクトの発見,解決のために活用できない可能性がある.この問題を解決するために,本研究では属性値である貢献度,満足度行列,記述理由から得られる情報の視覚化手法を構築した.また,本研究で視覚化したゴールグラフの有効性を検証するために,仮想業務において実験を行った.