6E-03
画像提示による食堂混雑緩和の取り組み
大学における感染症対策においては,マスクを外して飲食する食堂の混雑を緩和することが重要であると考える.しかし,食堂は昼休みに利用が集中しやすいという性質もあり,一時的ではあるが混雑しやすいことが課題として挙げられる.本研究では,食堂内に設置したカメラをキャンパス内の2つの建物の入口に設置したモニターに提示する仕組みを構築した.このことにより,食堂に行ってみないと混雑状況がわからないという状況を避け,混雑を避ける意思決定を支援することができると考える.本論文では,システムの仕組みと構造について述べたあと,効果について議論する.