5ZK-07
ドローン水稲モニタリングデータの時系列クラスタリングによる農作業評価
農業従事者は一貫して減り続け,減少ペースも加速している.原因の一つに、農作業評価が曖昧なことによる新規就農者の減少がある.そこで本研究では,ドローン水稲モニタリングと機械学習により農作業が生育に与える影響を見える化し、農作業の評価を行った.ドローン水稲モニタリングは,植物の日光反射率から生育予測をするものである.本研究では赤,RedEdge,近赤外領域の反射率から3つの植生指標を取得している.モニタリングは岩手県花巻市の水田で,品種は「ゆみあずさ」である.追肥量比較実験として、追肥肥料「オール14」を20~30[kg/10a]まいた.坪刈りによる収量予測では,30[kg/10a]施肥した圃場が最も多く,最も効率の良い施肥と評価することができた.