情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日 情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日

5ZH-04
Processing言語による学習者のつまずきに着目したプログラミング復習コンテンツの試作
○廣川大樹,土肥紳一(電機大)
プログラミングを学ぶとき,一般的にサンプルプログラムを使ってプログラミングの考え方や文法を習得していく.東京電機大学システムデザイン工学部デザイン工学科では,Processing言語を用いて,プログラミングの考え方や基礎的な文法を学習する講義が開講されている.そして,授業毎に実施している理解度調査を目的としたアンケートの結果から,内容を十分に理解できていない学生が少なからず存在する.このように学習が遅れた状態では,プログラミングへの意欲が低下し,学習を諦める場合がある.筆者らは授業後の復習を前提として,イメージ図とスライドショーを用いた,動作の流れやオブジェクト間の関係を可視化したWebコンテンツを開発し,プログラミングの理解度の向上を目指す研究を行っている.