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遠隔環境でのプログラミングワークショップにおける進度確認支援システム
遠隔でのワークショップでは,対面に比べて学習者のPC画面を見ることが難しく,活動状況を把握しづらい.画面共有を使用した場合にも,学習者のPCの性能不足により共有ができなくなる,参加者全員が画面共有すると情報量が多過ぎる,という理由から講師やサポーターが学習者全体の状況を把握することは困難である.本研究では,ブラウザに表示されているScratchページのHTML要素から学習者の進度を提示する手法を提案する.この手法では,編集しているコードをSVG形式で取得して表示することで,各学習者の状況を少ないデータ量で提示することを可能にする.また,講師と比較し色で可視化することで,状況を直感的に提示する.