情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日 情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日

5ZF-04
深層学習を用いた階層型グラフレイアウト生成手法の検討
○村上綾菜,伊藤貴之(お茶の水女子大)
グラフとはノードとエッジを用いてデータ要素間の繋がりを示す可視化手法である.広く使用される一方で,ノード配置が可読性に大きく影響するという懸念点がある.特に,大規模なグラフにおいてより顕著である.近年では深層学習を用いて適切なグラフレイアウトを生成する研究,及びノードの集合を画面配置する階層型グラフ可視化手法の数値評価基準が発表されている.本報告では,これら2点を応用した新しいレイアウト生成手法を検討する.具体的には,数値評価の高いグラフのみを学習データとした生成モデルを作成し,様々なレイアウトのグラフを提示する.生成結果を再度同じ数値評価基準で評価し,レイアウトが改善されたか検証する.