5ZB-07
gRPC通信に対するLow-rate DoS攻撃の試み
攻撃レートが低いため,検出が難しく秘匿性が高いLow-rate DoS(LDoS)攻撃が議論されている.この攻撃は,通信トラフィックが大きいバルク転送に対して実行可能であることが明らかにされているが,比較的短時間の転送に対する攻撃手法は明らかになっていない.本研究では短時間転送へのLDoS攻撃の有効性について調査するため,トランザクション単位で通信を行うRemote Procedure Callに着目した.広く用いられているgRPCを用いてデータ量を変化させ,LDoS攻撃の攻撃効果を評価した結果を報告する.