5Y-05
先延ばし抑制のための通知と遂行の宣言によるタスク遂行促進手法
日常のタスクを管理する上で,先延ばし行動が原因でタスクが遂行できず,タスクが蓄積されることがある.本研究では,この問題の解決のため,先延ばしの抑制及び,タスク遂行促進のためのシステムを構築する.本手法では,スマートフォンの使用履歴をもとに,アプリごとの使用時間を予測する.そして,タスクそれぞれの先延ばし回数を加味し,タスクの優先度決定を行う.タスクの先延ばしを防ぎ,着手を促すために,先延ばし行動が検知された場合,予測される余暇時間を提示し損失を認知させる.その際の損失回避行動を利用しタスク着手を促す.さらに,タスク達成の意欲を向上させ,タスクの遂行を促すために,タスク遂行の旨をSNSに宣言させる.