5V-09
Twitterにおける会話量による言葉遣いの文体的特徴変化の分析手法の提案
近年、SNSは自然発生的なコミュニケーションの場として評価され、社会言語学の研究対象として盛んに用いられている。本研究は、Twitter上で一定期間内にユーザ間で発生したリプライツイート数を会話量とし、その会話量の増減によるツイートの差異を多様な文体的特徴に基づいて分析する。これによって、ユーザが対話相手との会話量により言葉遣いをどのように変化させるかを定量的に解析する。具体的には会話量に応じてユーザの関係をグループ化し、非負値行列因子分解によってグループごとのテキスト特徴量の差を評価する手法を提案する。