5S-08
ノッカノッカの縮小版に対する後退解析
ノッカノッカはンダノガ(UNDANOGA)が開発したボードゲームである.縦6×横5の盤面と白黒5個ずつのコマを用いたゲームであり,コマを他のコマの上に乗せることができるというルールが特徴である.このゲームは二人零和有限確定完全情報ゲームであり,双方が最善を尽くした場合に,先手必勝,後手必勝,引き分けのいずれかに決定することが可能である.本研究では,ノッカノッカの本来の盤面サイズやコマ数から縮小した場合に対して,後退解析の手法を用いて,初期盤面からの最善手の手順を求めた.