情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日 情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日

4Y-06
歩きスマホ中の学習手法の違いが学習効果とユーザの危険度に与える影響に関する考察
○今別府万大,長谷川達人(福井大)
我々は,m-Learningの特性を生かした高度な学習支援システムの実現を目指している.我々の先行研究から,有酸素運動中の学習が学習効果を向上させることが明らかとなった.歩きスマホ中でも学習効果の向上が見られたが,危険が伴うため歩きスマホ中の学習は推奨し難い.本研究では,歩きスマホ中の学習に焦点を当て,様々な学習手法が学習者の行動にどのような影響を及ぼすかを調査する.実験では歩行中に3種類の学習手法を用いて学習を行い3日後の学習内容のテスト正答率への影響を分析する.また,どの学習手法が歩行時に安全に学習可能かを調査するため,歩きスマホ中に視聴覚タスクを被験者に課し,歩きスマホ学習中の被験者行動の変化を考察する.