情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日 情報処理学会 第84回全国大会 会期:2022年3月3日~5日

4Y-04
深層学習を用いた保育士の行動認識における学習データ量と認識精度の関係
○藤原健之,大見 士,大村 廉(豊橋技科大),石橋尚子(椙山女学園大)
保育士不足を解消するために,保育士の業務の補助やそれを行うための業務の解析が求められる.先行研究として行動認識の技術を用いて保育士の記録業務の負担を軽減するものがある.そのため保育士の業務の補助や分析に行動認識のアプローチが有効だと考えられる.比較的プライバシーを侵害しない加速度・角速度のデータを使用し行動認識を行う.行動認識には機械学習の技術を用い,認識モデルに与える学習データが必要である.本研究では,行動認識の技術において近年注目されている深層学習の手法で,保育行動に対し高い認識精度を得るにはどの程度の学習データ量が必要かを調べるために,学習データ量と認識精度の関係を調べる.